包茎治療の治療の流れ

包茎治療の流れについて

自分は包茎かも、と思ったら、専門医の診察を受けることが大切です。
包茎治療の流れとしては、まずはクリニックに予約をして診察とカウンセリングを行います。
診察では陰茎がどのような状態になっているかを確認して治療方針を決定し、カウンセリングでは治療に対する不安や悩みなどを相談することができます。
次に手術の予約を行い、当日は二日酔いや寝不足などの状態にならないように前日から体調を整え、可能な限り来院する前にシャワーなどで清潔にしておくと良いでしょう。
手術は陰茎根部に局所麻酔するのが一般的で、手術自体は30分から1時間程度で終了します。
キズは基本的に吸収糸と呼ばれる溶ける糸で縫合するため自然になくなりますが、長く残る場合は後日抜糸することもあります。
術後は消毒の仕方や軟膏の塗り方など自分でケアするための指導を行った後終了となりますが、クリニックによって即日退院になる場合と入院する場合があるので事前に確認しておくことが必要です。

包茎治療後に注意すること

最近の包茎治療では退院後すぐに日常生活に戻ることが可能で、術後48時間からシャワーをすることもできます。
包茎治療後に注意することとしては、まず、局所を締め付けると痛みを生じるため、スリムなズボンは1週間くらい避ける必要があります。
下着についてもボクサータイプではなく、陰茎が固定しやすいブリーフを着用するようにしましょう。
また、キズが完治するまでにはおよそ1ヶ月程度かかりますので、その間に故意に勃起させることは極力避けることが大切で、マスターベーションや性行為などは医師の許可がでるまでは禁止です。
飲酒に関しても細菌感染や出血を起こしやすくなるため、手術後2日間は飲まないようにすることが大切です。
なお、包皮が無くなってしまうために排尿の際に尿が飛び散ってしまうことがあります。
1週間前後で真っ直ぐ出るようになりますので心配は要りませんが、手術後1週間程度は便器に座って排尿するのがおすすめです。

まとめ

包茎治療は技術が従来よりも格段にアップし短時間で済むため、周囲に知られることなく行えるようになりました。
術後も腫れたりところどころ変色することもありますが、手術による一時的なものなのでほとんどの場合は自然に元に戻ります。
しかし、仕上がりに悪影響を及ぼさないためには1ヶ月程度は安静にして過ごす必要があるでしょう。
包茎は放置しておいても自然に治ることがなく、逆に精神的なストレスにもなってしまいます。
なかなか相談しにくいものですが、悩む前に早めの治療をすることが大切です。